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“露天風呂で鯉が泳ぐ”プロジェクションマッピングを導入 ~名古屋造形大学と協力し、エンターテイメント性を強化~

2024年1月より施設内のメイン通路及び大浴場「勧」の露天風呂にて、プロジェクションマッピングを導入しました。 

当館のプロジェクションマッピングは、多くの作品を手掛ける名古屋造形大学のご協力を得て完成し、リラックスした空間の中に、エンターテイメント性が加わり、より魅力的な施設となりました。 
館内のプロジェクションマッピングは今後も随時新しいコンテンツが増えていく予定です。 

プロジェクションマッピングの導入にあたって 

オープン当初より社内で「温泉に鯉や猿を泳がせたい」と言う話が出ていました。オープンは2020年になりますが、タイミングとしてプロジェクションマッピングが話題になり始めた時期で、その当時では技術的に難しいという判断に至り、導入ができませんでした。 

そんな中、名古屋造形大学さまが映像を使った新しい表現やエンターテイメントを研究・制作をされていることを知り、問い合わせをしたことで、今回の「温泉の中で鯉が泳ぐ」が実現しました。 

導入にあたっての一番の理由は「遊び心をお風呂の中で出したかった」からです。また、三田天然温泉寿ノ湯はテレビの特集で「関西エリアで家族で遊べるスーパー銭湯NO.1」獲得しお子様も沢山来店されています。 

小さい頃にお風呂でアヒル浮かべて遊ぶだけでも楽しかったあの記憶をプロジェクションマッピングで体現し、お子様たちの良い思い出にしていただきたいと考えています。今後も鯉だけではなく、色々なものを泳がせてお客様に楽しんでいただけるよう、エンターテイメントにも力を入れていきたいと思います。 

製作者のこだわりポイント   名古屋造形大学 制作者のコメント ~ 

名古屋造形大学、情報表現領域の外山スタジオのインターフェースデザインゼミでは、普段からプロジェクションマッピングやインタラクティブコンテンツなど、映像を使った新しい表現やエンターテイメントを研究・制作しています。 

そんな活動に注目していただき、今回「三田天然温泉 寿ノ湯」の露天風呂と、お風呂に向かう廊下に特殊な映像を投影してお客様をお迎えしたいというご依頼があり、まずはゼミでどのようなことが可能かを考えました。 

 露天風呂には「鯉を泳がせたい」という夢があったとのことで、シンプルに鯉が泳いでいる映像のみを上映しました、鯉は映像で撮影することも考えましたが、露天風呂の中を回遊している様を演出するため3DCGのモデルをアニメーションさせた映像を使っています。 

 廊下の映像は、なんといってもまず3台のプロジェクターの映像を繋げて廊下の特徴でもある”長い”映像を投影することがこだわりポイントです。 

あとはこの”長い”廊下を使った特徴ある映像をどのように作るかを考えました。寿の湯は季節問わず多くのお客様がお越しになる施設だと思いますので、逆に季節感や時期に合わせた映像を投影してお迎えするのがいいと考えました。また数ヶ月ごとに映像が変わることで、また来たくなる演出にもなるのではないかとも思っていますので、例えば春の桜や、夏の海といった季節感ある映像やお正月やハロウィンといった時期に合わせた映像を学生達がゼミで制作してご提供できたらと考えています。 

記念すべき第1弾の映像は”新春”をテーマにした映像です、ぜひお楽しみください。 

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